紅葉そのⅡ 「今こそ滋賀を旅しよう!」 in高島1日目
「今こそ滋賀を旅しよう!」の滋賀県民を対象としたお得な旅行できるキャンペーンを利用し、今回は高島を訪れました。以前よりおにゅう峠の雲海と紅葉をぜひ見てみたいと思っていました。しかし、雲海と紅葉を同時にみるのは、千載一遇のチャンスでなかなか見ることはできません。
情報によるとおにゅう峠ではなく、絶景スポットは高島側からおにゅう峠の少し手前にあり、そこでは早朝4時くらいから車が道路に駐車し始め、6時頃現れる雲海と紅葉を見るためというより、シャッターチャンスをのがさないように、カメラマン達がカメラを据え付け待っておられるらしいのです。私達も遅れをとらぬように10月29日早朝2時に出発し、4時過ぎに到着したのですが、平日ということもあり駐車している車は4~5台くらいで、カメラを据えている人も2~3人でした。その後も思ったよりも、この日は少ないように思いました。
しかし、この日は残念なことですが雲海は見られず、がっかりしたのですが、カメラマンの方の一人が「今日で3日目ですが、一度も雲海を見ることができなかったので、諦めて今日で帰ります。」言っておられたのを聞くと、致し方なしと思えました。しかし、きれいな紅葉は見ることができ、良しとしました。
おにゅう峠は福井県と滋賀県の県堺で広々した感じで、とても気持ちのいい峠でした。
おにゅう峠を後にして、次に訪れたのは生杉ブナ原生林の遊歩道がある三国峠方面に向かいました。以前ここに来たことがあるのですが、遊歩道が分からず、断念したことがあります。今回は駐車場で止まっている車に人がおられたので、遊歩道の場所を聞いたら、三国峠登山口が遊歩道の入り口でもあり、階段があるらしいのです。この遊歩道は三国峠の登山道の一部でもあり、日本の紅葉百選の場所にもかかわらず、入り口を示す立て看板もあるにはあるのですが、案内も消えかかって見ずらいもので、ここを初めて訪れた人に対してたいへん不親切だと思いました。
ところが、遊歩道を歩き始めると、よく整備されて迷うことはありません。しかし階段に積もった木の葉が濡れていて、とても滑りやすくスニーカでは歩きにくかったです。
紅葉には少し早かったのですが、さわやかなとてもきれいな樹林地帯で、心が洗われます。遊歩道一周で約20分で散策することができます。ネットでこのブナ原生林遊歩道について調べたのですが、あまり詳しく掲載されたサイトはなかったので、このブログの情報を参考にしていただければと思います。歩いていると色鮮やかなキノコが現われたり、きれいな木の実を付けた木々があったり、思わず足が止まってしまいます。こもれびが樹林を浮かびあがらせとてもきれいです。こんな遊歩道の存在があることを知らないなんて、とてももったいないことです。ぜひ、訪れてほしいスポットです。
その後、ブナ原生林を後にして、お昼までに少し時間があるので、道の駅くつき新本陣にて、さっそくお土産に朽木の干ししいたけを購入し、お待ちかねの朽木そばがおいしい永昌庵にてお昼ご飯です。お値段がお手頃で、とってもおいしいお蕎麦と私が楽しみにしていたとちあげをいただきました。とちあげは栃餅を揚げたもので、トロトロに溶けた部分とサクサクな部分があり、甘辛いタレをたっぷりつけて食べるのですが、夫も私もその美味しさに大満足でした。器も一つ一つ手に取ると暖かみを感じることができ、とてもすてきなので目でも楽しませていただきました。
お腹もいっぱいになり、今日の宿泊施設に向かったのですが、チェックインPM3:00には早すぎ、ホテルの近辺を散策をしてみることにしました。
琵琶湖周遊の歌館資料館を訪れました。私はよくカラオケで歌うほど好きな琵琶湖周航の歌の原曲は「ひつじぐさ」で作詞小口太郎、作曲吉田千秋で、このお二人は20歳半ばで夭逝されているのがとても印象的でした。今津の宿で誕生したこの曲は平成29(2017)に100周年を迎えました。琵琶湖哀歌は、昭和16年4月6日に起きた旧制四高(現金沢大学)ボート部員11人の遭難死事件を悼んで作られヒットし、琵琶湖周航の歌とよく混同され、琵琶湖哀歌を真似て作られたと勘違いする人がいます。琵琶湖周航の歌は大正時代に作られた曲で、この曲のルーツがよくわかり、たいへん勉強になりました。
琵琶湖川に沿って歩いていると、竹生島クルーズの今津航路の発着する今津港があるのですが、「本日強風のため休航」とあり、確かにこの日はかなりの強風で歩きにくさを感じていました。
そうこうしているうちに、近江今津駅の近くにあるホテル可以登にチェックインしました。いよいよチェクイン後にキャンペーンの恩恵を受けられ、宿泊代より一人ずつ5000円割引になり、しが周遊クーポン5000円分2枚もゲットしました。たいへんお得な県民対象のキャンペーンなので、内容は後ほど詳しく書いてみたいと思います。
このホテルはビジネスホテルということもあり、何の干渉もされなく気持ちよく過ごすことができました。お風呂は大浴場ではなく手ごろな大きさでゆっくり利用でき、ホテルに隣接されたお食事処で食べきれないくらいの夕食をいただきました。
こうして、夜中2時からの長い高島での一日は過ぎていきました。
次回はin長浜2日目と「今こそ滋賀を旅しよう!」のキャンペーンの利用方法を詳しくご紹介させていただきたいと思っています。2日目の始まりは予定していたスケジュールが思わぬことで変更せざるを得ないことになりました。さて、どうなることやら、それでは次回紅葉そのⅡ 「今こそ滋賀を旅しよう!」 in高島2日目 | anmasakoわたしの部屋 (myroom-anmasako.com)でお会いしましょう。