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女子たちへ 子宮頸がんのない未来図を❣続編 

2021/11/24
 
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このブログの他に「anmasako わたし流ファッション」「anmasako わたしの介護忘備録」を書いています。 暮らしの中で、料理、ファッション、自然等さまざまな話題を幅広く主婦である私目線で発信します。お役立ち情報満載です。


以前、ブログ「女子たちへ 子宮頸がんのない未来図をⅠ~Ⅲ」を発信させていただきました。ブログの中で「厚労省が資料を出したり、個人に判断を任せたりするよりも、ほんとうに子宮頸がんをなくしたいのであれば、現在の国の方針転換が一番必要なことだと思います。今まさにその時期が来ているのではないでしょうか。」とこんな記事を書いていたのですが、なんと昨日、厚労省からこの件で朗報がもたらされました。「子宮がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐワクチンについて、厚生労働省の専門部会は12日、8年以上中止していた積極的な接種勧奨を再開することを了承した。厚労省は15日に開かれる別の専門家会合で接種体制を議論し、来年度にも再開させたい考えだ。」というものでした。

以下、読売新聞に次のことも書かれていました。
「この日の部会では、2008年から接種を進める英国で、19年6月までに約450人の子宮頸がんを予防したとの推計が示され、有効性が確認された。また、過去2~3年に国内で副反応が疑われる報告の割合は0・5%未満とし「勧奨を差し控える状態を終了させるのは妥当」とした。
HPVワクチンは13年4月、小学6年~高校1年の女子を対象に、公費による定期接種となった。しかし、接種後の体の痛みなどの報告が相次ぎ、国は同年6月、定期接種の位置づけは変えず、個別にはがきなどで接種を呼びかける積極的勧奨を中止した。国内では毎年、約1万1000人が子宮頸がんにかかり、約2800人が亡くなっている。」

この朗報を耳にしたとき、ここからが個人の判断が大切になると思いました。厚労省の結果をふまえて、子宮頸がんワクチン接種について、副反応含めいろいろなデータをコロナワクチン接種のように広く告知することが、子宮頸がんワクチン接種普及のカギを握っていると思います。そして対象者は納得の上で接種することが重要ではないかと思います。今もなおワクチン接種による後遺症で苦しんでおられる方もいらっしゃるのも事実です。しかし、反対にワクチン接種をしないでお亡くなられた方もおられます。多くの人の命を救うためにはワクチン接種は不可欠です。それには後遺症で苦しんでいる人に対して厚労省は真摯に対応することも必須で、全国の子宮頸がんワクチン被害者の方々の被害状況の実態調査、後遺症に対応できる病院も必要になってくるし、広くデータを集めることで、後遺症の原因が突き止められるきっかけになるかもしれないし、補償もする必要があります。広くワクチン接種を普及するためにはこうした国としてのフォローがなにより重要なことと思います。それと女子にとっては命にかかわることなので、学校での子宮頸がんワクチン接種について副反応を含め、正しい知識を勉強するべきだと思います。厚労省はそのことも念頭に入れておくべきです。小中学生、高校生を持つ親御さんたちも一緒にぜひ勉強して欲しいと思います。

厚労省の子宮頸がんワクチン接種についての方向転換というニュースを見た時、私はこの記事を書かずにはいられませんでした。そしてなぜ、このような判断に至るまで厚労省はこんなにも長い年月が必要だったのか、その間に失われた命に対して、どのように感じているのでしょうか。この原因は日本には女性政治家が少ないこともあり、この議論が厚労省では後回しになったのでは。それとワクチン接種による後遺症を起こさせないため、日本はワクチンをなるべく避けて、事なかれ主義に徹していたのでは。そして今も日本はワクチンを忌み嫌い避けるという後遺症で病み続けているのではないでしょうか。
ぜひとも今後、日本は国をあげて欧米のように、子宮頸がんワクチン接種を普及をすすめ、女子たちのために子宮頸がんのない未来図を描ける国であってほしいと強く希望します。

ブログ「女子たちへ 子宮頸がんがない未来図を❣Ⅰ~Ⅲ」https://myroom-anmasako.comにて、子宮頸がんや子宮頸がんワクチン接種についての詳細やこれまでの経緯を発信しておりますので、今回の記事をお読みいただくための参考資料として、お読みいただき理解を深めていただければと願ってます。
それでは、また「anmasakoわたしの部屋」でお会いしましょう。

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