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肌トラブルなんかに負けるもんか!続編Ⅲいよいよ発売!ストレスフリーショーツ

 
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このブログの他に「anmasako わたし流ファッション」「anmasako わたしの介護忘備録」を書いています。 暮らしの中で、料理、ファッション、自然等さまざまな話題を幅広く主婦である私目線で発信します。お役立ち情報満載です。


5月頃から、aさんにショーツのモニターをお願いしご協力していただき、試行錯誤の結果ようやく、ストレスフリーショーツが出来上り、このたび発売する運びとなりました。これはゴールではなく、これからもより良いショーツを目指す出発点でもあるということです。
ここでブログ「肌トラブルなんかに負けるもんか!そのⅠアトピー性皮膚炎とは?」での補足があります。aさんから教えていただいたのですが、アトピー性皮膚炎には軽症、中症の方から重症のため入院されている方までおられ、症状も千差万別で個人差があるということです。そしてこの疾患の重症度を調べるTARCという血液検査があり、その数値は大人通常450未満です。モニターしていただいたaさんは1866~510~903と良くなったり悪くなったりの繰り返しだとお聞きし、あらためてこの疾患が治癒するのはたいへん困難な長い道のりであることを知りました。
ストレスフリーショーツを着用するにあたって忘れてはいけないことは、上記の通り症状も個人差がありストレスフリーのショーツを着用することによって、症状は改善する可能性はありますが、治ることにはならないということです。仮に、改善の兆しがあっても投薬や生活環境への対応など日々のケアーはかかせないということです。
aさんも私も今回のこのショーツ作りは、この疾患で悩んでおられる方への希望につながればという思いは同じです。aさんのモニター結果での少しずつ改善の様子、これはとても心強いメッセージです。
このストレスフリーのショーツを試していただき、「こんなの初めてという実感」をぜひ感じていただければうれしいです。

このショーツは肌に触れる部分の段差を極力なくして、肌にストレスを与えない今までになかったストレスフリーショーツです。細部にこだわり、私なりに工夫をしました。たとえば、紐通し部分はボタンホールでゴムアレルギーのない方はゴムを通していただけます。紐とゴム両方通すことができるので、ウエストの調節が容易で、紐はリボン風で結ぶと可愛いです。裾の始末は裏に折り返さないので、これによって裏の段差がなく肌にストレスを与えません。縫い目は伏せ縫いで裏にはできるだけ影響のないようにしました。
ニットのショーツは前中央のつなぎ目を左右横の位置にずらし、後ろの中央のつなぎ目をなくし、縫い目により肌ストレスを感じる部分を避ける配慮をしました。そして裾の裏の折り返した部分の上から端ミシンをするのではなく、少し折り返した部分より上を段差が生じないように表から縫い、肌にストレスを与えません。
2枚の布を合わせて袋縫いにすることにより段差をなくし、肌に触れる裏地は柔らかいシングルガーゼを使用したタイプのショーツや表裏ともにシングルガーゼを使用したショーツもあります。
それでは出来上がったストレスフリーショーツのお披露目です。どうぞごゆっくりご覧ください。


一番目にご紹介させていただくのはaさんに初めてモニターしていただいたWガーゼで作ったトランクス型ショーツです。モニター後、改善したのはバイヤスに生地を使い、伸縮性を高めました。
aさんのモニター結果より
ピッタリするショーツを好まれる方には不向きかもしれませんが、締め付け感のない楽なショーツがこのまれる方にはうってつけです。夏向きで、風通しがよく、身体への優しさを感じます。Mサイズでは大きかったのですが、ウエストをベルベット風リボンで結ぶことでとても可愛いくなり、サイズも違和感がなくなりました。縫い目も気にならなくて、快適に過ごせています。洗濯による縮みもありませんでした。


このショーツは上記の同じトランクス型で表生地がグレー地の控えめな花柄の綿ローンと白のシングルガーゼの2枚合わせで袋縫いしたものです。aさんにモニターしていただいたのは表生地が違いますが裏がシングルガーゼの同じタイプのショーツです。
aさんのモニター結果より
この同じタイプのショーツは上記のWガーゼのショーツより、段差をもっと感じないです。こんなに肌にストレスを感じないショーツは初めてで、2タイプ両方とも今では愛着を持てるショーツになっています。うれしいことに最近は肌はずいぶん改善されています。


このショーツはaさんにモニターしていただいてないのですが、上記の2タイプではない、私が作ってみたかった生成りのシングルガーゼの2枚合わせのショーツです。たいへんシンプルで小花柄の紐が映える大人可愛いショーツです。


初めて、aさんのアドバイスをもとにニットショーツは作ってみましたが、手探りの挑戦でした。一枚目は、段差があると指摘されるのは覚悟でモニターしていただいたのですが、やっぱりと思っていたモニター結果が返ってきました。日にちが経過して、洗濯後のモニター結果に驚きました。生地が馴染んたというか違和感なく、着用できているといううれしいコメントをいただき、また、頑張ろうという気持ちになれました。洗濯をすることによって、着用感に変化があったというのは新しい発見でした。しかし、最初に作ったニットショーツは私自身全然納得のいく出来ではなかったので、その後試行錯誤して作ったのが、このデザインのショーツです。
aさんのモニター結果より
鼠径部やクロッチ部分や足周りも違和感なく、はき心地がよいです。お尻側も長さもちょうど良いです。洗濯して、寝てみて、仕事してみた結果、なにも不具合なしでした。洗濯すると、こちらの生地はさらに柔らかくなりました。

こうして毎回、丁寧なモニター結果をいただけて、必要は発明の母といいますが、aさんに勝るモニターをしていただける方はたぶんいないだろうとつくづく思いました。ストレスフリーショーツ作りは新しい挑戦で壁にぶつかっても、それなりに楽しかったし、クリアーするとそれは喜びに変わり、これが人生においての醍醐味というのでしょうか。ちょっとおおげさでしょうか。ストレスフリーショーツの発売までの過程がすばらしい経験であり、その成果が、誰かのお役に少しでも立てれば、それはおまけで、私はその時、ショーツ作りに挑戦したことを心よりよかったと感じることができると思います。
aさんなしではこの経験はできなかったのです。ほんとうにありがとうございました。
ブログ「肌トラブルなんかに負けるもんか!」はまだ終わりません。続編Ⅳに繋げていけたらと思っています。またお会いできるのを楽しみにしております。お読みいただきありがとうございました。

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