私目線で発信

女性は甲状腺にも気を付けてそのⅠ <検査は嫌だけれど大切!>

2021/10/02
 
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今日(9月9日)は卵巣がんの手術後の3か月に1回の検診日、今日はいつもの血液検査の他に手術後一年経過し初めてのCT検査ということもあり、どこかに転移でもしていたらと思うと、いささか気が重いです。
実は卵巣がんの手術を大津赤十字病院で受け、私の主治医だったS医師が草津総合病院(K病院)に移られたので、私もに引き続きS医師に診察を受けたいのでK病院に転院しました。日赤での最後の診察の日にK病院に移つられるとS医師から聞いた時はほんとうにショックでした。S医師は医学に対してとても真摯な方で、移られる理由をお聞きし、尊敬しておられる方のもとで、よりスキルを磨かれ、その先である高レベルの手術を得とくしたいということなので、私は溢れる探求心に対して心よりエールを送ろうと思いました。しかし次回の予約票にS医師の名前が見当たらないことが、とても寂しく心に大きな穴が空いたみたいでした。その時はK病院に私が転院すればいいという発想がなかったのですが、後日、日赤に依頼したK病院宛ての紹介状とそれまでの私の治療の経過の書き込まれたCDを持って、転院の手続きを済ませることができました。
ということで、今もS医師に診て頂いています。先程のCT検査でがんの転移は認められないという診断結果で血液検査の結果もよかったのです。しかし、いつも血液検査において赤い数字で示された箇所があり、たぶん脂質に関する値なんだろうと想像はつきますが、いつも気になりS医師に聞いてみるのです。そのたびこの数値は食生活と運動によって改善するのだと言われます。今回もまた同じ返事が返ってきて、そのたびに私は太っているということなんですねと自分自身に言い聞かせながら言葉を返しています。しかし今回は、この脂質関連の中性脂肪を減少させるお薬を処方していただくことになり、お薬に頼るのはいやなのですが、この状態を私自身改善する自信もないので飲用して、改善することを期待したいと思います。ただし、お薬を飲用するなら、食生活と運動この2点を改善することが今後の生活の上で重要であり、もし実践することができたなら、痩せることも不可能ではないと思います。
さて、今回のCT検査にて卵巣がんの転移はみられないという所見でしたが、とても不安になる所見が書き加えられていました。その部分をパソコンの画面で私もはっきり確認しました。それは甲状腺に腫瘍があるので精密検査の必要性があるという内容でした。このCT画像をみてS医師はよくこんな小さな腫瘍みつけられるものだと放射線科医の所見に驚いておられた。それってことは小さい腫瘍、しかしガンの可能性もあるのだと思いました。しかしその時私のかすかな知識で甲状腺がんの進行は遅いということが漠然と頭に浮かびました。今の時点では良性か悪性かわからないので、S医師は少しでも早く検査ができるように、すぐに担当の頭頚部甲状腺外科に連絡して、当日の午前中の予約をしていただきました。時間は11時半を過ぎていて予約できなかったかもしれないところ、先生のすばやい判断でなんとか午前中の予約ができました。S医師から甲状腺の検査はエコー検査を受けることになると検査方法を教えていただいたせいか、少しだけ冷静になれました。
甲状腺科の待合室は女性の患者さんが明らかに多く、年齢層もいろいろ、お昼前にしてはかなり込み合っていました。このため待ち時間がずいぶん長くなるだろうと覚悟しました。その間、いつもならわからないことはすぐスマホで調べるのですが、今回は予備知識なしで診察を受けようと思いました。考えることがこわかったのかもしれません。

そして、12時半頃には診察室に呼ばれました。担当はM医師最初の印象は結構早口で、診察を手際よくこなされ、質問にはきちんと答えていただけて、仕事ができるという医師という印象でした。話しやすいしひょっとしたらおちゃめな方かもしれないと思った。ネットで検索したら、草津総合病院は西日本では数少ない頭頸部外科・甲状腺外科の専門施設ということで、M医師もこの分野でかなり著名な医師でおちゃめなんて申しまして失礼致しました。M医師に診察は最初CT検査の画像をみて、2.0㎝ぐらいの腫瘍が左右にあり、あと小さな腫瘍がいくつもあるということでした。テーブルの上にあった模型の甲状腺がおいてあり、思わず実物大ですかと聞いてみた。実物はこれより少し大きいと教えてもらい、はじめて甲状腺というものを目にしました。仕事をてきぱきとされるみたいで、エコー検査をしますのでということで、急いで隣の部屋に移り診察台に横になるように指示されて、エコー検査が始まりました。確かに先程のとおり腫瘍があることを確認の上、細胞診をするのでということで、甲状腺の腫瘍の細胞を取るため、ふつうの注射器より大きめの印象(注射針は通常の細さ)、喉付近に針をさされると恐怖心がわくのですが、ビビる間もなく注射器に液が溜まっていった。M医師が左の腫瘍の処置が終わると、「右もするのはいややね」と聞かれたので、私ははっきり「いやです」と答えました。そんなことで短時間ですばやく検査は終了したました。さすがにベテランこの道のプロだと思いました。

1週間で結果がわかるということ、良性か悪性か、手術は、そして、甲状腺のホルモンの状態がわかるということで、1週間後に予約をして診察室から出て、M医師が見ても分からんと思うが持って帰ってたらと言われたエコーの画像写真を手土産に、そして大きな絆創膏がちょっと目立つ喉、今朝出るときにはこんな展開になるなんて、夢にも思わなかったけれど、無事この日の検査が終了しました。
さてここからはCT検査について、触れてみたいと思います。まずはCT検査とはどのような検査でしょう。CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)とは、X線を利用して身体の内部(断面)を画像化する検査です。CT検査は、治療前にがんの有無や広がり、他の臓器への転移がないかを調べたり、治療の効果を判定したり、治療後の再発がないかを確認するなど、さまざまな目的で行われる精密検査です。
私の場合CT検査の指示は胸部から腹部で甲状腺ってこの部分に含まれていませんが、なぜかこの部分の所見があがってきました。検査目的の部位以外の部位に異常が発見される場合もあり、その所見を担当医が見落とし患者を死に至らせたという事例をテレビで何回か見たことがあります。放射線科医の所見がいかされず、なぜこのようなことがおこるのでしょうか、とても残念なことです。今回の私の場合はS医師の的確な対応で、その日のうちに担当医に診ていただくことができ、患者にとってはたいへん望ましいことだと思います。今回はCT検査で放射線科医によって検査部位以外の異常が発見されたこのレポートが確実にいかされたということです。

次回気になる甲状腺の検査結果と甲状腺の病気について、発信したいと思います。 女性は甲状腺にも気を付けてそのⅡ <甲状腺の病気について知ろう!>    に続く……

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