女性にぜひ読んで欲しいブログⅣ
不安を感じながらの毎日だったが、7月16日いよいよ日赤に入院の日を迎えた。午前11時前に日赤に着いて、まず入院コーナーで必要な書類を提出し、4Fのナースステーションからのお迎えを待ちます。
看護師さんにお迎えに来ていただき、4F東病棟に案内してもらった。今はコロナ過の時代、夫は病棟に行くまでのナースステーションの前のオレンジのソファーのある待合のところでまでしか来れないので、ここでお別れ、私は病室に案内された。少ししてS医師に夫といっしょにお会いして、明日の手術の説明と同意の書類に署名、その頃の私ときたら、手術についてまったく勉強不足で、今思うと恥ずかしい。
私は4人部屋を希望していたのですが、2人部屋になり、同室の方はその日手術されたばかりのようで、看護師さんが何度も出入りされていた。私はどんな手術をされたのだろうと気になった。この2人部屋は通常なら差額ベット代が必要なのにいらないという説明を受けた。
入院すると、「○○手術を受けられる患者様に」という入院から退院までの予定表が渡される。これはこの間どんな処置を受けるのか、患者がどんなことをしなければならないのか、日付ごとに詳しく記入されていて、これをみると入院から退院までの流れがよくわかり、とても役立だった。
私の担当のw看護師さんは若くて、とても話しやすい明るい方で、入院中もたいへん楽しく過ごさせてもらった。一日何回も脈拍、体温、血圧など測りに来られ、そのたび、血圧が高いので、その値におっかなびっくりでした。
入院して最初の処置は手術のために子宮口を広げるラミナリアというもので、なんとなく覚えているけれど、あまり記憶がない。しかしその処置後タンポンを入れるのを失敗した時の痛みと不快感が続く。ラミナリアという処置は相当痛いということを後で知った。
そして明日の手術のためシャワーをすることそれが今日しなければならないことだった。昼食から病院食、しかたないがやっぱり口に合わず残してしまう。一食460円???夕食はけっこう美味しく完食し、この時食べたひじき煮が特に美味しくて退院してからひじき煮をよく作るようになった。0時より絶食、朝6時より絶飲、手術は朝9時からということで、一日目は終了した。
いよいよ手術当日、起床後手術着に着替え、朝点滴があった。S医師と看護師さんと夫といっしょに10Fの手術室に向かう。手術室にはかわいい手術着を着た医師がいてドアーが開き、手術室ってこんなになってるんだテレビで見たのと同じだなあと思った。入室する前、S医師も手術着に着替えてきますといってその場を離れた。私はS医師のかわいい手術着を着た姿の記憶がまったくない。
入室するとワイン色の手術着を着た二人の女性がいて、手術台に横たわった私にあれこれ手術の準備をしていた。その後、S医師と並んで立っていたもう一人の医師の記憶はあり、その後、麻酔の静脈注射をされ記憶もなくなり、手術時間15分くらい過ぎたのだろう。最後の部分では痛くて、麻酔から覚めているようだった。後にこの件に関してS医師より私の場合麻酔が効きすぎたので、呼吸抑制の状態になり、量を少なめに調整したという説明を受けた。それで麻酔が効きにくくなり、このような状態になったようだ。きちんとした体制で、行われていることなので、大丈夫だということでした。私はS医師から麻酔が効きすぎてあぶないところだったということを聞いたので、あぶないという言葉だけがとても気になったのですが、S医師はその件についても不安にさせる不注意な言葉を使用してすみませんと反省されてました。患者は医師のみが唯一頼りになる存在ゆえ、患者にとって医師の言葉は重い、特に患者は負の内容は聞き逃すことはない。手術は無事終了して、手術室から出る頃には、完全に麻酔からさめていた。
S医師から切除した私の子宮内にあった赤いポリープが2つ入った小さな瓶をみせられ、ポリープは病理検査されるということでした。ポリープの色と形が赤いサンゴ礁に似ていた。奥にもポリープがあるかもしれないが切除することができなかったとの説明を受けた。それから病室に戻り、点滴を受け午後3時前には点滴も終了し、ちょっとふらつきはあったがトイレへも行き、S医師の診察後、W看護師さんから退院指導を受けて予定通り退院した。今思うと、手術とはいっても、体に負担が少なく、退院後もすぐに元通りの生活に戻れた。
次に日赤を受診するのは8月3日ということで、病理検査結果を知るという意味で不安であるはずなのにこの時もなぜか私はがんなんかでないと思った。
次回は8月3日の受診からです。さて、気になる結果は?
次回「女性にぜひ読んで欲しいブログⅤ」https://myroom-anmasako.com/に続く‥‥‥
♥一口メモ♥
呼吸抑制とは肺が二酸化炭素と酸素を交換しないことを指す。これは、ゆっくりと浅い呼吸の結果です。呼吸抑制は、中央の低換気とも呼ばれます。