2021.1.9 宇治は何度訪れても風情ある心洗われる地です!
1月9日午前中のテレビを見ていたら、宇治でウオーキングする時、必ず前を通るお寺が映り、なんとそのお寺の奥から続く山道があることを初めて知りました。これを見た夫は「今日は宇治へ行くぞ!」と言う。さっそく、宇治に向けて車で出かけることになりました。宇治でのウオーキングはいつものように天ケ瀬ダムの近くに車を駐車し、歩き始めました。この日は雪こそ降ってはいないけれど、すごく寒かったです。お寺は興聖寺といい、その付近にあるはずの山道らしきところで、ちょうど降りて来られた人に道を聞いたら、この道は仏徳山(大吉山)の頂上を経由して京阪宇治駅に向かう道であることがわかりました。テレビで見た通りとても整備されていて、東海自然道の一部であることもわかりました。一般的なハイキングコースは今日私達が歩いた反対方向からの出発になります。
さあ、仏徳山を目指して、まあまあの傾斜のある登りなのですが、軽快に歩ける山道です。
展望台に到着です。中央の写真に宇治平等院が写っていますが、どこか分かりますか?
次は世界遺産の宇治上神社に向かって下っていきます。下りは上りに比べてかなり緩やかな傾斜です。たくさんこちらより登られる人に出会い、きっと人気がある山なのでしょう。登りやすい山道でとてもきれいに整備され、休憩所も随所にあり、ウオーキングやハイキングにぴったりです。道しるべがあちこちにあり、迷わなくてやさしい心遣いに感謝です。降りてきたところに仏徳山の登り口の案内が地面に示され、こちらから登るのが一般的なのがよくわかりました。
宇治上神社の赤い鳥居の前を通り過ぎ、歩いていくと途中で宇治川沿いに出られます。宇治橋を渡りはじめ振り返えると仏徳山を眺めることができます。橋を渡ると宇治平等院に着きます。
土曜日だというのに宇治平等院前も人影もなく、ひっそりしていました。以前平等院訪れたときは中も外も観光客でたいへんにぎわっていたのに、コロナ過の影響の大きさはただものではないと感じました。
平等院通りはいつもなら中国語が飛び交いにぎやかなのに、びっくりするくらい人がいない。通りの入り口の平等院前のますだ茶舗でいつもなら並んで、抹茶がたくさんかかった抹茶ソフトクリームを買って、休憩がてら食べますが、人影もなくひっそりした店先に立ち寄る気がしなかった。この通りのお土産屋さんや飲食店の方々はコロナ過の影響をまともに受けて、たいへんだろうと思いながら、通り過ぎました。
以前来た時は川べりは工事中だったのですが、今回はすっかりきれいに整備されていました。この朝霧橋も見違えるほどきれいになっていました。朝霧橋ってとてもロマンティックな名前がついていて、これは源氏物語から由来しているようです。この橋を渡り、柳ケ瀬ダムに向かって歩き、駐車場に到着です。とても心地よい歩きでした。
今回、宇治を歩いてコロナ過の影響で、いつもとは違う平等院通りを見て、早く以前のように賑わいのある宇治に戻ってほしいと心から祈りたいです。何度訪れても、心が落ち着く宇治が私は大好きです。今回仏徳山のルートを歩くことができ、ますます宇治が好きになりました。宇治は抹茶のように緑がいっぱいで、味わいのある地です。機会があればぜひ宇治を訪れてみてください。
それではまた「annmasako わたしの部屋」でお会いしましょう。