紅葉狩りに行ってきました。
11月19日、晴れ、少し汗ばむ暑い日でした。清滝から高雄そして清滝に戻るというハイキングに行きました。単身赴任の夫が連休で帰ってくるというので、平日なら人が少ないと思い急きょ決めました。もちろん、コロナ過なので、車で清滝まで行き、そこからは清滝の整備された川べりを歩きます。
京都トレイルと言って、京都の東南、伏見桃山から比叡山、大原、鞍馬を経て高雄、嵐山、苔寺に至る全長約80キロのコースのトレッキングがあり、以前、数日をかけてをすべて歩いたことがあります。別途京北コースもありますが、このコースはまだ歩いていません。
私の今回のハイキングはその時歩いたコースの一部で、紅葉はやや進んでいましたが、清滝の川の流れとが紅葉とてもきれいでした。川べりはさすがに汗ばむこともなく、歩く足元の落ち葉のじゅうたんもきれいで、目に映る景色はすべて秋一色でした。
高雄は予想通り、神護寺に行く観光客の人々でにぎわっていたのですが、私達は一昨年神護寺の紅葉狩りに行っているので、高雄ではコロナには十分気を付けて、一休みすることにしました。高雄の紅葉も楽しみ、いよいよ昼食です。もちろん、おにぎり、卵焼き、サバの塩焼き、かぶらの葉の胡麻和え、日野菜の浅漬けというあり合わせのものを持っていきました。復路の清滝へ向かう河原でいい雰囲気の所を見つけ、そこでさあ昼食です。目の前の川がとても澄んでいてメダカ(夫曰く)が泳いでいて、とてもすがすがしい気分です。たいてい夫は登山やハイキングの時は登山用のコンロを持って行き、お味噌汁(途中のコンビニで購入)のお湯を沸かしてくれます。いつもながらこのお味噌汁は最高においしいのです。もちろん野外で食べるのは、ごちそうでなくても景色や空気がおいしいごちそうに変えてくれます。
ハイキングとはいっても往復8キロのコースなので、病上がりの私にとっても楽ちんコースでした。京都トレイルのコースはきびしい所もありますが、もう一度行きたいと思うコースが多々あります。以前廻ったのは3月頃で、積雪の山を越えることもあり、比叡山のコースでは寒さに震えながら食べたおにぎり、でもその時のお味噌汁のあったかさは忘れられません。
登山やハイキングは私にとって、日常とはまったくちがう世界で自然にふれあう大切な時間で、帰ってきてからの筋肉痛は付いてくるのですが、それよりはるかにまさる心の洗濯という魅力があるのです。
これからも季節を満喫するため、時をゆっくり歩きたいと思います。
それではまた「annmasako わたしの部屋」でお会いしましょう。