私目線で発信

女性にぜひ読んで欲しいブログⅤ

2021/02/20
 
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このブログの他に「anmasako わたし流ファッション」「anmasako わたしの介護忘備録」を書いています。 暮らしの中で、料理、ファッション、自然等さまざまな話題を幅広く主婦である私目線で発信します。お役立ち情報満載です。


子宮内搔爬手術から2週間経過し、8月3日初めての受診の日がきた。診察室に入ると、「お久しぶりです。」といつものS医師、摘出した子宮内にできたポリープの検査結果はというと、やっぱり異常はなかった。しかし、エコー検査があり、今日は検査時間がたいへん長くて今までこんなことはなかった。その間とりとめのないことを考えても考えても終わらず、どうなっているのかと思い始めてきた。そうこうしてそいるうちにやっと終了して、S医師から「気になる所があるので、MR検査をしましょう」と言われた。この間の手術時、子宮鏡検査で何か気になることでもあったのだろうか。それで念入りなエコー検査になったのだろうか。しかしエコー検査は以前から何度もしているのに、今日のエコー検査になぜ異常が見つかったのだろうか。確かに手術で今までの子宮内の様子に変化があったとは思うけれど。しかし不安因子がある以上MR検査を受けなければいけないと思った。後から、S医師からこの時使用のエコー検査の機器がかなり精度のいいものだったということを聞いた。ということはこの機器だったから異常がみつかったのだろうか。どちらにしてもこの日のこのエコー検査で異常に気付いてもらえなかったら、この先の私の人生は大きく変わってしまっただろうと想像がつく。MR検査の予約がこの日に取れず、翌日の検査になり、検査結果は8月11日に判明することになった。しかしこの時もきっと自分はがんなんかではないと思おうとしていた。
8月11日、S医師のもとに結果を聞きに行くと、放射線医師からがんの疑いがあるという所見で、子宮全摘手術を進められた。私はこの現実が受け入れられず、なぜか他人ごとのように思えた。しかし、こうなるとまた手術を受けるしか選択肢がない。手術前の血液検査を受け、他の臓器への転移を調べるため、CT検査を受けることになった。造影剤ありのCT検査のため、アレルギー症状が現われたりすることがあるので同意書にサインした。とりあえず、CT検査の予約を入れてもらい、検査を受けたのですが、以前服用した薬で薬疹を発症したが、そのことについて申告ミス(薬疹はないにチェック)をし、CT検査後、案の定また薬疹を発症させてしまった。一度経験しているので、薬が切れれば治るだろうと思い経過をみていた。目も赤くなったりけっこうアレルギー症状が出た。眼科で診てもらおうと思ったが、これもまた経過をみることにした。不幸中の幸いで日にち薬で自然と治った。CT検査の結果を8月11日に聞きに行ったら、転移は認められなかった。80%の信憑性ということだった。


これでいよいよ手術の日が8月26日に決まり、8月25日に入院し9月2日退院の予定になった。手術はおへその下を縦に10㎝の開腹手術で子宮と卵巣、卵管の全摘手術になった。昨今、大津日赤でも腹腔鏡下手術が多いのに、なぜ私の場合なぜ開腹手術なのか、手術前にS医師に聞いたら、がんの疑いがあり、腹腔鏡下手術では確実な手術ができないからということでした。それから、手術前に歯科口腔外にて検診、これは手術後の肺炎防止と全身麻酔時の気管への挿管で歯列損傷のリスク下げるため行う。そして麻酔科の医師の全身麻酔の説明があったり前回の手術とはかなり違う。8月18日に歯科口腔外科の検診を受けたが、これに対しての何も処置はなかった。
その後S医師と手術前最後の受診をした。その時話したことは、手術前8月22日夫とちょっとお出かけするので、そのときビールを飲んでいいかと聞いたり、ビール談議をした。
それは伊吹ドライブウェイにて9合目まで車で行って、頂上まで高山植物の写真を撮ったり、購入した伊吹山の高山植物の小本で名前確認しながらの山歩きだ。それから私は頂上でどうしてもソフトクリームが食べたいとずっと思っていた。というのは1合目から何年か前に登山した時、カップルが「頂上に着いたら、ソフトクリームを食べようね」と言っているのを私は耳にした。けれど、その時は男2人と女私1人の登山でソフトクリーム食べたいとは言えなかった。今回は頂上に着いたらすぐ念願のソフトクリームを食べることができた。その日は私達のお気に入りでよく出かける多羅尾温泉でGOTOキャンペーンを利用し宿泊し、アサヒスーパードライを美味しいお料理とともに楽しむことができた。入院前のしばしのオアシスでした。

前回の手術の時、寝間着のレンタルをしたが、当たり前のことだが機能性重視でファッション性などはまったくない。今回の入院生活はできるだけ楽しく過ごそうと思い、機能的でかわいいお気に入りの寝間着を手作りした。女性はいつでもどこでもおしゃれをするだけで楽しい。特に入院生活というマイナス思考になる場面では大事なことだと思う。
さて、次回は2度目の入院、手術です。
手術後、ほんとうの病名がわかった。真実に到達するまで、ほんとうに長い道のりだった。
次回「女性にぜひ読んで欲しいブログⅥ」https://myroom-anmasako.com/続く‥‥‥

一口メモ
MR検査とは磁気共鳴断層画像診断装置(Magnetic Resonance)の略です。X線を用いないで強い磁石と電波によって人体の断層像を撮影します。特に脳、背骨や手足、関節、骨盤内の臓器(子宮、卵巣、前立腺など)にある病気を知るために有用とされています
TC検査のCTとはComputed Tomography(コンピューター断層診断装置)の略です。X線を体に当て、通過したX線量の差(※1)をデータとして集めてコンピューターで処理します。それによって、体の断面図を撮影できます。特に心臓や大動脈、肺や気管支、腹部の臓器(肝臓、腎臓など)にある病気を知るためには有用とされています。
腹腔鏡下手術とは臍部(おへそ)の周囲から直径2~10 mmの内視鏡を腹腔内に挿入し、テレビモニター上に映し出された映像を見ながら手術を行う新しい術式です。したがって、腹腔鏡手術は皮膚切開創が開腹手術よりも少なく、美容的にも優れ、手術後の疼痛も開腹手術に比べ軽いのが特徴です。そのため、術後の回復が早く、入院期間の短縮と早期に社会復帰できることが最大の利点です。

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