女性にぜひ読んで欲しいブログⅢ
6月22日大津日赤の第一産婦人科部長F医師に受診した。中年の男性医師だった。仕方ないよね、こんな場合まな板の鯉状態。開き直りしかない。婦人科クリニックでも見せてもらったエコー検査の画面をみせてもらい、子宮の中には複数の筋腫が確認でき、一部が腫れてようだ。私にはこれがどんな意味を持つのかも、私の聞き間違いかもしれないし、詳しく聞くにも何の知識もなく、聞きたい事さえわからなかった。それと組織診を受けたので、その結果で詳しいことがわかるのでその説明を待つことにした。その時思ったことは、私はがんなんかでないと自分に言い聞かせていた。
日赤より帰宅した。組織診をしたのでやはり思った通り、腹部に痛みがあり出血も多くなり、また以前に逆戻りという感じ、また出血が少なくなるまで10日間くらいかかりそう。6月8日から出血は量の多い少ないはあるかもしれないが、貧血をおこさないか心配になってくる。しんどさはないけれど、眠くてしかたない。出血との因果関係があるのかは不明だけれど、眠くてすぐ寝てしまう。けれどしんどいわけではなく、この日は届いた2枚のアベノマスクをほどいて、おしゃれなマスク4枚に生まれ変わらせた。こんな時こそ気分転換は必要です。
次回日赤へは7月6日に組織診の結果を聞きに行くことになった。その時、F医師ではなく、担当がS医師になり、どうなっているのかなあと思いながら、診察の順番を待っていた。診察室の開閉の際若い男性医師がちらっと見え、まさかあの医師に私が診察を受けるの?と思った。私の順番が来て、診察室に入るとやっぱり間違いなく、その若い医師だった。ええっと思ったけれど、初めてS医師に診察を受けた印象は患者の話をよく聞いてくれる好感の持てる医師でした。
S医師と何を話したかはよく覚えてないが、組織診の結果はがんではなかったけれど、それでも組織といっても一部分なので、がんではないとは言い切れないということだった。そのため子宮内膜増殖症のための子宮内搔爬手術と子宮内の検査をするための子宮鏡検査もすることになった。S医師の内診の後、F医師と何がかがわからないが何ミリになったとかそんな会話をされていた。それから子宮内搔爬手術までの日があまりないけれど、7月17日しか手術の空いている日がないし、早い方がいいのでその日に決めた。手術の前日の7月16日と17日の手術日の一泊二日の入院なので、これくらいなら私一人でやり過ごせると思っていた。しかし病院の規定で2日間は手術の同意と手術が終わるまで何かあるといけないのでだれか近親者にいてもらわなくてはならないことになっている。しかたないので夫に来てもらうことにした。それからまったく私の頭がついていかないうちにどんどん手術のための検査等が流れ作業のように進められていった。
その中で、不安でいっぱいの状況でS医師に「頑張りましょう。」という言葉をかけてもらい、励まされたことがとてもうれしかったことを覚えている。
最後に入院手続きのため、1Fの入院コーナーに行き、入院の書類や入院時に持参するものの説明を聞き、健康保険限度額適用認定証が必要なので、入院の際用意しておくように言われた。
日赤の玄関を出て、椅子に座って夫にラインをし、入院、手術のことで不安のせいか、さすがの私もしばらく呆然としていた。夕暮れどきは特に応えた。次回はいよいよ一泊二日の子宮内搔爬手術と子宮鏡検査です。
それでは次回「女性にぜひ読んで欲しいブログⅣ」https://myroom-anmasako.com/につづく‥‥‥
♥一口メモ♥
エコー検査(ブログで使用している)とは経膣超音波検査でプローブ(探触子)を挿入し、子宮や卵巣の病変を超音波を使ってモニターに写し出します。子宮がんや卵巣がん、子宮筋腫、卵巣のう腫などの診断に使われます。
子宮鏡検査は、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、子宮奇形、子宮腔内の癒着の有無などを診断するために行われます。子宮の中に直径3.5㎜ほどの細いカメラ(内視鏡)を入れ、子宮の内部を観察します。
健康保険限度額適用認定証とはある月の医療費が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分を最初から自己負担限度額までの支払いに留める制度です。