お花見その1 3月26日びわ湖疎水からインクラインまで
3月26日、今年初めてのお花見、琵琶湖疎水からインクラインまでウオーキング、満開近い桜で、満開の華やかさはないけれど、桜の風情が十分楽しめました。もちろんコロナ感染対策は万全にしてのお出かけです。いつもなら朝早く自宅を出るのですが、今日はお昼前になってしまったのですが、何と言っても近場なので、暗くなるまではずいぶん時間があるということで、のんびり行くことにしました。
平日なので交通機関は比較手的空いていて、浜大津まで京阪電車にて、そこから三井寺駅に向かって歩くと、琵琶湖疎水に着きます。琵琶湖疎水は、大津市三保が関で取水し、三井寺の山下を通り、京都市蹴上(けあげ)へと流れる人口の水路です。延長約9キロメートル。京都市の飲料水、発電、物資輸送、農業用水など多目的利用のために明治時代に建造されたものです。
琵琶湖疎水から上栄駅に向かって少し歩くと、小関越えへの道があり、登りの坂を超えて山科方面に向かって歩きます。小関越えとは京都市山科区四ノ宮と滋賀県大津市小関の間の峠で、ハイキングコースもありますが、ただひたすらに私達は街道を歩きます。四宮に到着すると、ここからは山科までの疎水沿いに蹴上に向かって桜を見ながらの歩きになります。さすがに平日なので人はまばらです。
桜のピンクと菜の花の黄色のコントラスト、春の訪れの象徴みたいで毎年この光景をみるたび、自然の営みは変わらないのだとあらためて感じます。さて蹴上へ出るには山科の街を通るという選択肢もありますが、私達は神明山を越えて日向大神宮(京の伊勢と呼ばれパワースポットとしても有名)に降りていくコースで進みます。さあこれから山登りです。たかだか218mの標高ですが、山は山です「頑張ろう」と勢いをつけ山道に入ります。今日は久々に山ガールのスタイルをしてきたので、少しうれしい気分です。とりわけ、私は山スカートとスパッツのスタイルが好きで、登山の時は山ガールファッションを楽しんでいます。
神明山の山頂に着いたのは3時前、これから遅い遅い昼食です。いつものあり合わせのお弁当と温かいお味噌汁とおいしい山の空気があればここは最高のレストランです。
お腹いっぱい、これから下りです。けっこう滑りやすく、急なのでロープが張ってある箇所もあり、これはなかなかの難コースです。降りてくると先ほどの日向大神宮に出て来ます。人もたくさん参拝されているようで、かなり有名な神社であることがわかります。
ここからもうすぐ蹴上、インクラインに到着です。ここの人混みは例年と変わらないくらい多い、若い人がほとんどです。女性はレンタルの着物姿の方も数多く、桜の花に彩りを添えて華やかで、私達だけが登山の出で立ちなので場違いの気さえします。二重マスクをして、立ち止まらないようにして、この人混みを通り過ぎました。コロナ過ちょっと怖くなるような人出に驚きました。ああクワバラ、クワバラ。
帰路は地下鉄蹴上から京阪石山寺まで電車で、石山寺に着いて自宅まで3㎞ちょっと歩いて帰りました。一日で27000歩、がんばった私の足にお疲れ様でした。
ではまた、お花見その2https://myroom-anmasako.com/でお会いしましょう。桜の満開に遅れないように。